振り下ろされる

黒い黒い金槌

私の頭蓋を砕く

クシャリと小さな川へと倒れる

起き上がる術は無い


どろどろと

どろどろと

流れる

緩やかな川の流れが

頭部の腐敗を加速する


あぁ、何度も

何度も何度も何度も

振り下ろされる

それを二つの目がじぃ、と見る


ぐるぐると

ぐるぐると

私の思考は渦を巻く


そのとき

白い白い何かが

私の中から飛び出し

川をせき止めてしまう

ずるり、と

私は動き出す



あぁ、よかった

これでもう何も考えずにすむ



そう思って私は笑った